葬儀に参列する際の服装のマナーとタブーを覚えよう
2020年05月04日
社会人として覚えておきたいマナーはいろいろあります。そのひとつが葬儀に関するマナーです。社会人になると葬式に参列する機会が増えてきますので、恥ずかしくないよう、しっかり覚えておくことが大切です。たとえば、服装に関するマナーも覚えておきましょう。
葬儀に参列する際の服装は、男性女性ともに黒い色の装いで統一するのが基本です。でも、黒い色だからといってなんでもよいというものではありません。その中でもタブーとしている服装がありますので注意しましょう。まず、男性の場合はブラックスーツを選ぶのが基本ですが、その際は光沢のない素材で作られた物を選びましょう。
仕事などで着る一般的なスーツのほとんどは光沢のある素材で作られている物が多いと言われていますので、葬儀に着ていくのはタブーです。また、ネクタイや靴、ベルトといった小物も光沢のある物や装飾品などが付いたものは避けるのが基本です。
女性の場合も男性と同様に、光沢のある素材のスーツやアンサンブル、ワンピースは避けましょう。アクセサリーもできるだけ避け、どうしても付ける場合はパールのアクセサリーを選びましょう。また、スカートの長さは膝が隠れる丈のものを選んだり、肌の露出を避けなければいけませんので、夏の暑い季節でも必ずジャケットを羽織るのが基本です。
知っているようで知らないことがあるかもしれませんので、葬式に参列するときに慌てないよう、事前に確認しておくと安心です。