焼香の作法も頭に入れておきましょう

2019年10月28日
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社会人になったら、いつ葬儀に参列することになっても慌てないように、葬儀のマナーを勉強しておくことが大切です。喪服や身だしなみに関するマナーはもちろんのこと、焼香の作法も覚えておけば、いざというときに慌てずに済みます。

葬儀では、主に立って行う立礼焼香が行われます。台の少し手前で遺族と僧侶に一礼したら、台の前まで進んで一礼します。そして、右手の3本の指で抹香をつまんで額におしいだきます。次に抹香を香炉に静かに落としてから合掌し、少し下がって遺族に一礼して自分の席に戻ります。

他にも、座礼焼香や回し焼香がありますが、いずれも基本は立礼焼香と同じです。座礼焼香は、畳敷きの斎場で行われることが多いです。座礼焼香の場合は、移動するときは腰を落とすこと、そして正座をして姿勢を正して行うことが大切です。

ちなみに、抹香をつまんで額におしいだき、香炉に落とす回数は宗派によって異なります。もしも不安な場合は、斎場に到着したら宗派を確認し、インターネットで回数を確認すれば失敗することがありません。ただ、実際は回数自体はそれほど重要ではなく、もしも宗派がわからないときは一度だけ行っても問題はありません。

また、時間を調整するために回数が指定されている場合もありますので、その際は指示に従うようにしましょう。

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